木工旋盤(製作方法有)

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さて今回は木工旋盤の製作に挑戦しました。木工旋盤は”のほほんさん”が自作で様々な工夫をされていましたので、今回はこれをほぼそのまま参考にさせていただこうと思っています。

結論から申し上げますと、今回はあえなく失敗に終わりました。

この旋盤の構造は、ドリルの動力を利用し、ドリルの先端に取り付けた材料を刃物で切削加工するとゆう構造です。 ドリルにはM12(12mm)のボルトを加えます。そしてそのボルトの先に台座付ナットをダブルナットで固定し、台座付ナットと材料を固定します。 参考) M12ボルト 長さ: 200mm

この旋盤の構造は、ドリルの動力を利用し、ドリルの先端に取り付けた材料を刃物で切削加工するとゆう構造です。
ドリルにはM12(12mm)のボルトを加えます。そしてそのボルトの先に台座付ナットをダブルナットで固定し、台座付ナットと材料を固定します。
参考) M12ボルト 長さ: 200mm

M12ボルトの回転の重心がブレないように上の写真のように2箇所でボルトの重心を支え、それとは別にドリル本体を支える台座を作ります。 ボルトを支える台座は高回転によりボルトと台座との間の熱が発生しないようベアリングを取り付けます。

M12ボルトの回転の重心がブレないように上の写真のように2箇所でボルトの重心を支え、それとは別にドリル本体を支える台座を作ります。
ボルトを支える台座は高回転によりボルトと台座との間の熱が発生しないようベアリングを取り付けます。

また切削に必要なバイト(上記右)は100円ショップのノミを購入し手持ちの部分と鋼の研ぎ方を変形させるなどの改造を施し、これを利用します。 (これも"のほほんさん"のアイデアです。)

また切削に必要なバイト(上記右)は100円ショップのノミを購入し手持ちの部分と鋼の研ぎ方を変形させるなどの改造を施し、これを利用します。
(これも”のほほんさん”のアイデアです。)

さてまずは台座を作成しますが、今回の台座の材料には厚さ30mmのMDF材を利用しました。 材質が硬く変形しにくいため、治具類の製作にはよく利用されます。

さてまずは台座を作成しますが、今回の台座の材料には厚さ30mmのMDF材を利用しました。
材質が硬く変形しにくいため、治具類の製作にはよく利用されます。

幅150mmでとり正方形になるよう、さらに150mmづつ分けて切っていきます。

幅150mmでとり正方形になるよう、さらに150mmづつ分けて切っていきます。

テーブルソーで150mmづつ切断します。

テーブルソーで150mmづつ切断します。

150mm×150mm×30mmの正方形のブロックが出来上がりました。

150mm×150mm×30mmの正方形のブロックが出来上がりました。

次にブロックの中心に墨つけを行います。 今回作成した全てのブロックに中央に墨つけを行っておきます。

次にブロックの中心に墨つけを行います。
今回作成した全てのブロックに中央に墨つけを行っておきます。

まず先端のボルトを支える台座を製作します。 左記に記載したとおり台座にはベアリングをはめ込みますので、ベアリングをはめ込むための溝を先に加工します。

まず先端のボルトを支える台座を製作します。
左記に記載したとおり台座にはベアリングをはめ込みますので、ベアリングをはめ込むための溝を先に加工します。

次にボルトが通る穴を開けます。この際ボルトのφの12mmに合わせるのではなくベアリングの中央可動部のφの20mmで穴を開けます。

次にボルトが通る穴を開けます。この際ボルトのφの12mmに合わせるのではなくベアリングの中央可動部のφの20mmで穴を開けます。

ベアリングをはめ込むとこの通り。

ベアリングをはめ込むとこの通り。

裏から見るとこのような感じです。

裏から見るとこのような感じです。

同じものを2つ作ります。

同じものを2つ作ります。

次にこのベアリングが落ちないよう蓋をします。 蓋には2mmのベニア材を同じく150mm×150mmに加工しセンターに先ほどと同様20mmのボルト通し穴を開けます。

次にこのベアリングが落ちないよう蓋をします。
蓋には2mmのベニア材を同じく150mm×150mmに加工しセンターに先ほどと同様20mmのボルト通し穴を開けます。

MDFの台座に重ね固定します。

MDFの台座に重ね固定します。

木ネジを角の4箇所にねじ込み完全に蓋をします。

木ネジを角の4箇所にねじ込み完全に蓋をします。

もうひとつも同様に加工し同じものを2つ作りました。

もうひとつも同様に加工し同じものを2つ作りました。

次に電動ドリルを支える台座を製作します。 中央は先ほど墨つけしたとおりです。 電動ドリルのネックの太さに合わせて穴をあけました。 鍵穴のように上部分を切削してあるのはドリルを通した後この隙間をクランプで締め付けドリルを完全に動かないよう固定するためです。

次に電動ドリルを支える台座を製作します。
中央は先ほど墨つけしたとおりです。
電動ドリルのネックの太さに合わせて穴をあけました。
鍵穴のように上部分を切削してあるのはドリルを通した後この隙間をクランプで締め付けドリルを完全に動かないよう固定するためです。

次に今作成した台座を固定するベース材を切出しました。厚さ20mmほどのコンパネを用意しました。

次に今作成した台座を固定するベース材を切出しました。厚さ20mmほどのコンパネを用意しました。

実際にドリルをはめ込み、ボルトの出し具合など長さを見ながら各台座の間隔を決定します。 そして実際に台座を固定する際はスコヤで直角を確認しながら慎重に固定していきます。

実際にドリルをはめ込み、ボルトの出し具合など長さを見ながら各台座の間隔を決定します。
そして実際に台座を固定する際はスコヤで直角を確認しながら慎重に固定していきます。

次にボルトの加工です。

次にボルトの加工です。

ボルトをドリルに加えることができるよう頭の六角部分を落とします。

ボルトをドリルに加えることができるよう頭の六角部分を落とします。

このような感じです。左の頭がなくなった棒部分のみ使います。

このような感じです。左の頭がなくなった棒部分のみ使います。

ドリルにボルトを加え台座に取り付けてみます。

ドリルにボルトを加え台座に取り付けてみます。

電動ドリルをより完全に固定するためベースのコンパネとドリルの間に台座を設けドリルをホールドします。

電動ドリルをより完全に固定するためベースのコンパネとドリルの間に台座を設けドリルをホールドします。

台座の製作は立派なものは必要ありませんがホールド感が良くなるようできるだけ正確に墨つけします。

台座の製作は立派なものは必要ありませんがホールド感が良くなるようできるだけ正確に墨つけします。

SPF材の端材で台座を作りました。

SPF材の端材で台座を作りました。

さていよいよ先端の台座付きナットに取り付けた粗材を試し切りしてみたいと思います。

さていよいよ先端の台座付きナットに取り付けた粗材を試し切りしてみたいと思います。

材を旋盤治具にセットします。 さていよいよ切削開始です。

材を旋盤治具にセットします。
さていよいよ切削開始です。

見事に失敗です。 最初は手持ちのノミで切削を試みましたが、すごい勢いに何度も手が跳ね飛ばされてしまいました。 非常に怖い思いをしました。 材もごらんの通りボロボロです。

見事に失敗です。
最初は手持ちのノミで切削を試みましたが、すごい勢いに何度も手が跳ね飛ばされてしまいました。
非常に怖い思いをしました。
材もごらんの通りボロボロです。

 ドリルからボルトを外して見るとボルトも削れていることが分かります。 相当な負荷がかかっているようです。

ドリルからボルトを外して見るとボルトも削れていることが分かります。
相当な負荷がかかっているようです。

また電動ドリルのネックを支えていたMDF材の台座もクランプの圧力からヒビが入ってしまいました。 何点か課題が明らかになりました。

また電動ドリルのネックを支えていたMDF材の台座もクランプの圧力からヒビが入ってしまいました。
何点か課題が明らかになりました。

まず単純にノミを持って回転に刃を近づけると手元が固定されないため刃が深く入った際に跳ね飛ばされます。 刃物を常に一定に固定できるよう写真のように2×4材を手前まで長く伸ばしこれに刃物を押し当てて作業できるようにしてみました。

まず単純にノミを持って回転に刃を近づけると手元が固定されないため刃が深く入った際に跳ね飛ばされます。
刃物を常に一定に固定できるよう写真のように2×4材を手前まで長く伸ばしこれに刃物を押し当てて作業できるようにしてみました。

また刃物の柄が短いとどうしても力が入りません。ノミの柄を長くしてみました。

また刃物の柄が短いとどうしても力が入りません。ノミの柄を長くしてみました。

これでグッとしっかり握れるようになりました。

これでグッとしっかり握れるようになりました。

これで準備万端。うまくいくと思いきや、ご覧の通り買ったばかりのノミが旋盤の回転の勢いで折れてしまいました。

これで準備万端。うまくいくと思いきや、ご覧の通り買ったばかりのノミが旋盤の回転の勢いで折れてしまいました。

今回2本のノミを用意しましたが、2つともご覧の通りです。 100円ショップで買ったものなので、納得もできますが、今後改善の必要がありそうです。

今回2本のノミを用意しましたが、2つともご覧の通りです。
100円ショップで買ったものなので、納得もできますが、今後改善の必要がありそうです。


前回に引き続き木工旋盤の製作を行いました。前回バイト(鑿)の柄が折れるなどいくつかの問題があきらかになりましたが、何人かの方からアドバイスをいただき改善を試みました。

まず鑿が引っ掛かり持って行かれるような強い衝撃が発生した原因として、鑿を支える台(ツールレスト)がない、または支える台が材から遠いという点を考えました。そこで百円ショップでT型レンチを購入し、レンチ側を切り落としツールレストとして利用しました。

まず鑿が引っ掛かり持って行かれるような強い衝撃が発生した原因として、鑿を支える台(ツールレスト)がない、または支える台が材から遠いという点を考えました。そこで百円ショップでT型レンチを購入し、レンチ側を切り落としツールレストとして利用しました。

レンチの軸の直径はφ10mmでしたので、 SPF材に10mmの穴を開け差し込みました。

レンチの軸の直径はφ10mmでしたので、
SPF材に10mmの穴を開け差し込みました。

差し込んだレンチが動かないようにするため、SPF材に鬼目ナットを埋め込み蝶ボルトで締め付けて固定します。

差し込んだレンチが動かないようにするため、SPF材に鬼目ナットを埋め込み蝶ボルトで締め付けて固定します。


▼また前回同様百円ショップでノミを購入し、旋盤バイトのスクレーパを真似て角を落とし丸くしあげてみました。またノミの研ぐ角度も通常使用する際より、木工旋盤の専用バイトにならって角度を大きくしました。柄の部分は前回と同様に金属パイプで延長してあります。
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改善が見られるか心配でしたが、前回の問題は大きく改善されました。 前回は刃物が何度も跳ね返され、そのパワーに何度もノミが柄から折れてしまっていましたが、今回は手元が非常に安定し、安全に作業できました。 (アドバイスいただきました皆さんありがとうございました)

改善が見られるか心配でしたが、前回の問題は大きく改善されました。
前回は刃物が何度も跳ね返され、そのパワーに何度もノミが柄から折れてしまっていましたが、今回は手元が非常に安定し、安全に作業できました。
(アドバイスいただきました皆さんありがとうございました)

お椀などを作れるような固まった材料がなかったため、2×4のSPF材の端材をとりあえず削ってみました。 かなり良い感じです。 今回は作品にはなりませんでしたが次回は何か作品を作ってみたいと思います。

お椀などを作れるような固まった材料がなかったため、2×4のSPF材の端材をとりあえず削ってみました。
かなり良い感じです。
今回は作品にはなりませんでしたが次回は何か作品を作ってみたいと思います。

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