ロフトベッド (製作方法有)

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完成写真

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製作過程

製作1日目 プランニング

先週の土曜日はトリマーテーブルを製作する予定でしたが予定外のイベントにより製作はできませんでした。

そのような状況の中、トリマーテーブルの製作と並行して子供からリクエストがあり、システムベッドを製作することを検討しはじめました。
システムベッドはスペースを有効に利用するためロフト形式にベッドを高くし、下に机や棚を収納したベッドです。

長男は小学3年生、次男は幼稚園年長ですが、この2人分のベッドを製作します。

製作のポイント
・高校生まで利用できること
・窓の明かりを極力さえぎらないこと
・就寝時の快適性からベッドは窓に隣接すること
・部屋の圧迫感を極力さけること
・ベッドに上がった際の高さは座って頭がつかない高さであること
・ベッドは標準的な布団を敷ける大きさであること
・安価であること
・当面は長男・次男同じ部屋で生活することを希望しているため7畳半の部屋に
ベッドを2つ設置する必要があること
・窓に隣接する側の安全性を考慮すること

まずは近くの家具屋に調査にでました。
微妙なデザインは違うものの、構造は似たりよったりでした。
大きさは標準的な布団のサイズが約1900mm×900mmであるため、どのベッドの大きさもほぼ2000mm×1000mm前後のものがほとんどでした。

高さは想像していたものより低いものが多く1200mm前後のものが多いでした。

ベッドの高さは若干変更する余地はあるものの、その他の寸法は、この大きさが最適であろうと判断し、そのまま採用しようと思っております。

調査を終え自宅に戻り、次に別途を設置する部屋を採寸しました。

部屋の広さは3,600mm×2,600mm×H2,400mmです。

先に記載したサイズのベッドを部屋に配置すると以下の図のようになります。

プラン1
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実際にこの広さにこのサイズの大きさのベッドを2つ設置するとかなりの圧迫感があります。
また既設収納の扉が半分しか開かず、所々で使い勝手に問題が生じそうです。

そこで発想を変え、いわゆる市販されているシステムベッドの構造は一旦忘れ、要件から再検討してみることにしました。
妻と意見を出し合った結果、以上のような方向で話が落ち着きました。
・部屋をすっきりまとめるためには部屋に作りつけにしたほうが良いのではないか
-ベッドや机を壁に作りつけにすることで縦柱をかなり減らすことができる
-ベッドや机をそれぞれ2つ分離して作成するのではなく一体化させることでスッキリ感を出す

これらを考慮すると次のようになります。

プラン2
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またスペース上2つのベッドを縦・横にL字になるよう配置しなければなりませんでしたが、一体化させることで余計な構造を省くことができその分スペースを増やすことが可能になるため、最終的に図のようなシンプルな構造で行くことにしました。

プラン3
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製作2日目 設計

システムベッドの設計を開始しました。

構造をシンプルにしたことで、製作過程も下記の図のようにきわめてシンプルになりました。

ベッドの幅は3,600mm × 1,000mmのサイズで縦に子供が2人寝る構造です。
ベッドを支える垂木は2×6材 ( 38mm×140mm)のものを利用します。

最初は2×4材にしようかとも思いましたが、3,600mmもの長さに加えて、
2人分の体重がかかることを考慮して2×6材を選択することにしました。

またそれでも不安があったため見た目は美しくありませんが中心に柱を
1本立てることにしました。

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全体図は下のような感じです。
ベッドの下には電灯を取り付けます。
デスクの下の抽斗はキャスターを取り付けどこにでも移動ができるようにします。デスクの棚は窓の明かりを極力さえぎらない高さに抑え、部屋全体が暗くならない
ように考慮したいと思っています。

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この図には記載できていませんが、この他にベッドから落ちないよう手前側と窓側に手すりを設ける予定です。

またベッドへの梯子も取り付ける予定です。

今日は図を作成するのに時間を取られてしまいましたので以上です。(^^;)

製作3日目 設計修正

図1
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材の組み合わせは図1の通り、横木(青)で受けた荷重が、ピンクの材に伝達されしっかりと安定した作りになるのです。

(2日目の図では組み合わせの構造を記載ミスしてしまいました)

以上を考慮すると昨日記載しました分解図は上記の図2のようになります。

図2

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ちなみにこの材の組み合わせは荷重の方法を考えて作成する必要があります。

図3
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図のような組み合わせにしてしまうと、青い材は下から嵌め込む接続になってしまっては、ピンクの材に荷重を伝達する接点がありません。
この設計では上からの荷重を受けた場合緩んで荷重を支えないばかりか、最悪の場合、そのまま下に落ちてしまい何の役目も果たさないのです。

通常はこの横木(青)もしっかり荷重を支えるよう、ピンクの材の上に乗るよう、図1のような構造にします。

製作4日目 製作開始

この土・日曜日は先週掛けて検討を進めていたシステムベッドの製作に取り掛かりました。

2005年9月10日(土)

この日は予め作成しておいた設計図に基づいて材料を買いに出かけました。
材料が多いのと非常に長いサイズのためいつも行く近くホームセンターではなく、少し足を伸ばして遠くのホームセンターに買い出しにいきました。

3,600mm×600mmの机の天板材は揃えることはできませんでしたが、それでもベッドの製作に必要な材料は全て揃えることができました。
材料の運搬は量も多く、サイズも大きいためホームセンターで1時間無料サービスの軽トラックを借りて、家まで運びました。
このサービスは非常に助かるのですが、借りたトラックを返しにもう一度ホームセンターを往復する必要があるため、今回遠いホームセンターを選択したことが仇となり、思わぬ時間の消費をしてしまいました。

またホームセンターから帰るや否や、妻が「今回のシステムベッド製作に合わせて部屋のカーテンを新調しよう」と言い出しました。 かねてよりロールカーテ ンに変更したい意向もあったため、カーテンの変更によってシステムベッドの設計に影響しないともいえないため、その足でカーテンを注文に家具屋に向かいま した。話はシステムベッドとは反れてしまいますが、今回リビングと子供部屋の2部屋分のカーテンを注文してきましたが、30万円も掛かってしまいました。 カーテンってなんでこんなに高いのでしょうか?
なんだかシステムベッドの材料費を抑えるよう検討していたのが、馬鹿らしく思えてきます。

そんなこんなで土曜日は物の買出しに終わり、製作作業はまったくできませんでした。

2005年9月11日(日)

今回の製作は部材が多いのと、それぞれ同じような接合部の加工が多かったため、何とか効率的に作業を行えないものかと検討していましたが、なかなか良い案も浮かばず、結局地道に1つ1つ加工していく方法で行いました。

それでもベッドの各部材の加工は完了し、後は組み立てるだけの状態まで辿り着きました。

何とかこの日にベッドは完成させたかったのですが、夕方雨が降ってきたり、注目の衆議院選挙に出かけたりなどがあり、結局写真のような状態で作業は終わりました。

<製作状況>

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部材を寸法通りにカットしていきます

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各部材が交互に組み合わさる部分をカキトリます。まずはジグソーで直角部分をカットしていきます。

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細かな部分は蚤で丁寧にカキトリます。

 

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ご覧のようにカキトルことができました。

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基礎部分について、すべての部材の加工が終了しました。

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施工前の部屋の様子はこのような感じです。

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まずは基準となる位置を決めそこに製作した部材の取り付けをしました。 この部材の設置はすべての基準となるため水平器を使い墨付けをしながら丁寧に設置します。

 

製作5日目 基礎製作

更新日  2005年09月18日

今日は遅れているシステムベッドの製作をしました。
近所への騒音を配慮し朝9:00から製作を開始しました。

昨日は長男の運動会があり、製作はできませんでしたが、注文していた
ロールスクリーンカーテンが出来上がり、早速取り付けてみました。
ロールカーテンを下ろした状態での、ベッドとの隙間の収まり具合など、確認しながら作業ができるようになったため、とても効率的に作業が進みました。
作業状況は以下のとおりです。

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前回加工した部材です。

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カーテンの通る個所を空けるように加工します。

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まずは周囲の枠組みを組み立てて行きます。

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次に内部の骨組みについて組み立てていきます。 組み立てて見ると材料が、真っ直ぐでないのか、浮いた場所があります。

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木は生き物なので必ずしも直線を保っていません。 このような場合はクランプで固定しながらコースレッド(木ネジ)で固定していきます。

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結果、基礎部分がご覧のような状態に組みあがりました。次に組みあがった骨組みにOSB材を貼っていきます。

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OSB材を敷き詰めるとご覧のように綺麗なフラットになります。ちなみに、この材はベッドに使うということで健康に考慮し、ホルムアルデヒドを最小限に抑えたJAS規格で“四つ星”「F☆☆☆☆」の材料を選択しました。

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窓側は非常に危険なため、子供が落ちないよう完全に塞ぎます。 当初2×4の木材で塞ぐことを考えていましたが、風通りを極力妨げないよう、小面積でも剛性を得られる鉄製のパイプにしました。

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また手前側の落ち防止手すりも同様に鉄製パイプでくみ上げて見ました。


「あーつかれた、出来たよー」と妻を呼ぶと一言、「病院のベッドみたいじゃない?、これってそんなに強いの?」

私「...」。

まあ、妻に言われたからという訳ではないのですが、確かにあまり美しくない。見ていてもワクワクしない。

これって私にとって、とても大切なことなんですよね。また喜ばれない作品ほど悲しいものはないので手すりは作り直すことにしました。予算は全て妻から出てくるのでいくらでもやり直します。(^ ^;)

明日は手すりとハシゴまで作ろうと思います。

 

製作6日目 てすり製作

更新日  2005年09月19日

今日は昨日に比べて若干気温が高く作業をするには少しつらい状態ではありましたが、それでも1ヶ月前に比べると格段に涼しくなりました。
これから11月くらいまでの間は木工には最適な季節です。

さて昨日の妻の「病院ベッドの手すり」発言を受けて、今日は手すりの作り直しから始めました。(^^;)

 

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今日は予定とおり手すりとハシゴまで製作ができました。 最近は、ホームセンターで材料を購入するときは、ホームセンターでカットできるものは、全てやってもらうようにしています。 車で材料を運ぶ際も楽ですし、カットする手間が意外と面倒に感じるようになったからです。(木工工具を買ったばかりのときはカットする作業自体楽しかったのですが。。。)

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本日の作業は左記の通りで終了です。 部屋が非常に散らかってきました。 早いところ片付けなくては。

 

製作7日目 珪藻土の発注

更新日  2005年09月20日

昨日まででようやくベッド部分の基礎作業が終了しました。
次回は塗装を行っていこうと思っています。

今回使用した材料は全て「ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆」の材料を使用したため、塗料についても同様の基準でいこうと思っています。

そこで今回採用しようと思っているのが珪藻土。
F☆☆☆☆の基準を満たしていることはもちろん、健康面では非常に良いようです。

そういえば先日9月16日(金)に放送された「住まい自分流」でも珪藻土を使った犬小屋を製作していました。
実はこの番組の講師をつとめていた番匠さんとその番組の「お道具図鑑」コーナーの友野さんは私と一緒に同じ木工クラブを運営している友人です。
私は珪藻土を使ったことがありませんが、わからない時には心強い友人が近くにいるので安心して新しいものにチャレンジできます。

ということで早速、楽天の上記の商品を注文してしまいました。
今回はベッドのフェンス部分だけの塗装なので、 3.8kg の最小サイズのものを注文しました。
使ってみた結果はまたこのブログにて報告させていただきます。

 

製作8日目 珪藻土を塗ってみた

更新日  2005年09月25日

土曜日に注文していた珪藻土が届き、早速塗ってみました。

珪藻土は塗るというより感覚としては”盛る”といった感じです。

基本は2度塗りで、最終的に2ミリ程度の厚さに塗ってしあげるそうです。

塗料になれている私にとっては非常に時間がかかり骨の折れる作業でした。

 

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土曜日に注文していた珪藻土が届き、早速塗ってみました。 珪藻土は塗るというより感覚としては”盛る”といった感じです。 基本は2度塗りで、最終的に2ミリ程度の厚さに塗ってしあげるそうです。 塗料になれている私にとっては非常に時間がかかり骨の折れる作業でした。 まずは1回塗りで乾くのをまちます。

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まずは1回塗りで乾くのをまちます。 今週は1回塗りの状態で終了してしまいました。

 

製作9日目 ペンキに塗り替える 〜 柱を設置

しばらく忙しくて止まっていましたロフトベッド(システムベッド)の製作を久々に行いました。

今回のベッドの塗装には子供の健康と仕上がりの立体感が気に入り珪藻土を採用しましたが、珪藻土は手を触れと簡単に落ちてしまい、頻繁に手を触れる場所には向いていないことがわかりました。

そこで手すり手すりの部分の塗装を全て剥がし、通常のペンキで塗り直しました。

この作業に思った以上の時間がかかってしまったので、前回とあまり進展が無いように見えますが、手すりにはやはり健康に考慮した「F☆☆☆☆」の塗料を使用しています。

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それとベッドを支える柱を取り付けました。 構造的には支えが無くても大丈夫ですが、子供2人上にのり時間がたつにつれ、中心部分が下がってしまうことを防ぐためです。 形はあまりカッコ良くないのですが下記の写真のような支えにしました。 この柱の両脇には本棚を作成するため、最終的にはあまり目立たなくなります。 柱を取り付けるにあたり、塗りづらい部分は予め塗っておきます。

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全て塗っておいても良いのですが、設置する際に傷がついたり、ネジ穴があいたりします。 それを埋めてから塗装をしたかったので、最小限の塗装に留め、設置が完成してから塗装を行うためです。設置も無事完了し柱の塗装まで完了しました。

 


しかし、写真で見ても部屋がとても汚れています。

作業途中の状態なのでしょうがないとは言え

あまりにひどい状況なので今日は作業の後に、1ヶ月ぶりに掃除をしました。

おーっ。すっきりした! 掃除後の写真に写真を撮るべきでした。。(^^;)

 

 製作10日目 学習机の製作

ベッド下の学習机の製作を行いました。

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机の天板はパインの修正材(幅600mm×長さ3,600mm)で、表面はポリウレタン系塗料で透明塗装しました。 塗装前は毎度のことではありますが、念入りにサンディングします。この作業如何によって表面の剛性が違ってきます。

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下塗り材2回、上塗り材2回の合計4回の塗装を行い、左記のように綺麗な塗膜にしあがりました。

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ベッドの下に設置してみるとこのような感じです。 創造通りの良い感じになってきました。

 

製作11日目 本棚の製作

更新日時 2006年6月11日 22時11分8秒

ロフトベッドの製作を進展させました。

 

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ベッドの下、机の前の箇所に本棚を作り、さらに机の上(ベッドの下)には夜勉強するときなどのために蛍光灯を取り付けました。

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本棚の製作にあたって、前回設置したベッドを支えている柱を利用しました。 柱が剥き出しだったのがどうしても、ダサい感じがしていたため、これを隠すという意味でも一石二鳥です。 またこの柱の隙間を利用して電灯のスイッチを取り付けました。

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電源やスイッチの配線が終わった段階で、柱の形と棚の大きさを考慮して、ご覧のように化粧板で綺麗にデザインしてみました。

完成

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全体としてはこのような感じです。以外とオシャレな感じに仕上がってきたいのではないかと思っています。(^_^;)

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出来上がりです!

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子供たちも喜んでくれました!

 

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