仕事の意味を考える

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派遣社員の解雇が続く中でこれまであまり人気の無かった農業や介護などの業界に、一部で人が集まりつつあるという報道を見ました。

「食料自給率40%」低下の問題解決に関連して、話題になるのは分かりますが、「派遣を解雇されたから農業・介護へ」などと、そんなに単純なものではないと思いました。

そもそも派遣業の良いところは、時間的な制約を正社員ほど受けない点であり、その働き方を求め小さな子供のいる単身の女性や、自分の時間を大切にしたいと考える若者に受け入れられてきたのだと思います。

一方、農業や介護は朝が早かったり、夜勤があったりと時間が不規則な上、天候や相手に左右され定期的な休みなど取ることも難しいでしょう。

仕事の内容も決して楽な仕事ではありませんし、金銭面でも決して優遇された業界ではないのです。

そもそも考え方が相反する業界である気がします。

わたしの知り合いで以前より介護の仕事を自ら選択し、その仕事を続けている友人がいます。彼は時間は不規則で決して良い給与ではないこの仕事に、人への奉仕の思いや人の役にたちたいという思いで続けています。

どの仕事もそうですが仕事に対する熱意や想いが、仕事のアウトプットに表れます。

そしてそこにはそのアウトプットを期待している相手が必ずいます。

相手がいる以上、中途半端な仕事は許されないと思います。

わたしは仕事というものは、相手に『価値を与えること』だと常々思っています。

「これだけ苦労したのだから、これくらいの給与を貰わなくては割に合わない」

という声を時々耳にしますが、苦労の対価が給与ではありません。

相手に与えた喜びの大きさ、感謝の表れがお金に姿を変えて返ってくるのだと考えています。

不況で大変な時期ではありますが、このような時期だからこそ
『自分が誰かのために出来ることは何だろう』
と考えてみても良いかも知れません。



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