納得できる作品を作りたい...

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先日、同じ木工をやっている知人から相談されました。
「自分が作る作品はどれもかっこよくならないんだよねー。kumarさんはどんな手順で作っているの?」
私も人に教えられるような立場ではないのですが、この方は多くの作品において自分が納得のいく様にならないことが多いのだそうです。
ただこの方、木工の技術がないかというと決してそのようなことはなく、むしろ私より経験も長く道具も一通りそろっているのです。
そこでよくよく話を聞いてみると、私とは随分製作過程が違うことに気づかされ、人それぞれ色々なやり方があるのだなあ、と改めて認識しました。

私は物を作る前には、目的や利用しているイメージを大きく膨らませます。そしてその物の大きさや設置場所を考えます。
それら利用を想定したプランが決まったら、今度はデザインや個々のパーツについてイメージします。
そしてこの段階で実寸を測り、製作したいものの簡単な設計図を起こしてみます。この設計図には極力イメージを膨らませたデザイン・色・細かなパーツも記載してみます。
簡単なものでも設計図を起こしてみると意外と、「こんなところも気をつけないといけないな」とか「あれ、ここはどうやって作成しようか?」などと気づくことがあります。

そしてある程度納得できる設計図・デザインが出来上がったら、また想像します。
今度は私の持っている道具・私の技量でどうやって作っていくか、何か買い足さなければ出来ない工具はないか?、材料は何を使おうか?などなど全ての工程を頭でイメージします。
そして全ての工程が決まってようやく製作を開始します。

相談をいただいた方も簡単な設計図は書いていたのですが、利用しているときのイメージやデザイン・製作工程をイメージせず作り出してしまっていたため、製 作している中で壁にぶち当たり,途中でプランを変更してしまったり、やったことのない手法をいきなり製作中の作品に試して施してしまったりしたことで、期 待していない形でものが出来上がってしまったのだということがわかりました。

逆にいえば技術がなくても出来ることをうまく選びながら、または難しいところを機械に任せる、ホームセンターにお願いするなどプランがしっかりできていれば、ある程度期待した作品はできるのではないかと思いました。



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